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安曇野の魅力と夢詰め込んだカフェ&ホステル 穂高にオープンへ

カフェと簡易宿泊施設が併設されている「KIIIYA」と島さん

 安曇野の魅力をSNS(会員制交流サイト)などで精力的に発信してきた島友理奈さん(33)=安曇野市穂高=が18日、カフェと簡易宿泊施設が一体となった「cafe&hostel KIIIYA(キーヤ)」を穂高にオープンする。食事をした後に宿泊することができ、島さんは「地元の方に旅行気分を味わってもらいたい。みんなの拠点になれたら」と意気込む。

 店舗は木造2階建てで1階にカフェ、2階に宿泊施設を設け、店内は吹き抜けになっている。個室4室や2、3、5人部屋各1室などを備え、最大16人が宿泊できる。カフェは午前10時~午後8時で営業し、ランチやディナーも提供。島さんが社長を務める「安曇野の良さを伝えたい」が運営する。
 島さんは平成26(2014)年、安曇野の飲食店情報などを発信するSNSアカウント「安曇野の良さを伝え隊」を幼なじみと立ち上げ、29年には市内でクラフトやピクニックを楽しむ屋外イベントを開催した。翌年には「伝え隊」を「伝えたい」として法人化。令和元年からクレープやタピオカドリンクなどのテークアウト専門店「little kiiiya」を、現在の店舗が建つ祖父所有の土地やキッチンカーで営んできた。
 「伝え隊」の活動でつながった人たちがテークアウト専門店を訪れ、さらに口コミで輪が広がっていったといい、島さんは「人が人を呼んでくれたおかげで、夢を詰めたお店ができた」と感謝する。「KIIIYA」は「鍵=キー」と「家」を組み合わせた名前で、「誰かにとってキーポイントになる場所として、いろんな人がつながるきっかけを作れたら」とほほ笑む。
 宿泊施設の利用開始は10月から。