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松本駅通路 催し可能に 松本市がスプリンクラー設置へ

スプリンクラーの設置が計画されている駅自由通路

 松本市は、松本駅のお城口広場とアルプス口広場を東西に結んでいる自由通路へのスプリンクラーの設置を計画している。自由通路は広さ約1400平方メートルあるが、スプリンクラーがなかったためイベントなどを行うことができなかった。新たな消防設備ができることで、通路の活用の幅が広がることが期待される。

 自由通路は松本駅周辺交通施設整備事業の一環で、平成19(2007)年4月に完成した。東西の長さは約110メートル、幅は10~15メートルあり、通勤・通学などで駅を利用する人が通るほか、松本を訪れる人の出迎えのスペースにもなっている。
 市が管理しており、平成21年から31年まで計17回、各種選挙の期日前投票所が設置されたことはある。民間から自由通路内でイベント開催の打診はあったが、スプリンクラー設備がないことから実現しなかった。
 スプリンクラーは国からの補助を受けて約2億8500万円をかけて設置する。工事は本年度内に着手し、通路を使えるようにしながら工事を行うため時間がかかり、完成は来年度末を見込む。
 スプリンクラーが完成すれば、観光PR用の掲示物の展示や集客イベントの開催ができるほか、災害で帰宅が困難になった人の避難場所としても利用できる。市維持課は「松本の玄関口として活用できるようにしたい」と話していた。