政治・経済

大雨被害 塩尻の高ボッチ線・崖の湯ルート通行再開 東山ルートは不通長期化

諏訪湖と富士山を望む山頂で記念撮影を楽しむ行楽客

 午前10時、市境近くに設置されたゲートを市建設課職員が開放すると、待っていた市民らの車5台が通過した。その後も平日にもかかわらず多くの行楽客が訪れ、高原は思い思いに散策を楽しむ人でにぎわった。
 午前中から晴れ間が広がり、山頂の展望台から、西は垂れ込める雲海と北アルプスの共演を、南は眼下に諏訪湖、はるか遠くに富士山まで見渡せる絶景を楽しめた。
 塩尻市大門二番町から夫婦で訪れた足助治人さん(72)は「秋の高ボッチを楽しみにしていたので、通行できるようになって良かった」と喜んでいた。安曇野市三郷小倉から娘と訪れた女性(52)は「やっと来られた日に、ここまできれいな眺めを楽しめるなんて」と予想以上の絶景に驚いていた。
 一方、高原で牛を放牧している高ボッチ牧場牧野組合は、崖の湯ルートを使って例年通り10月初めに牛を下山させる予定だ。

 午前10時、市境近くに設置されたゲートを市建設課職員が開放すると、待っていた市民らの車5台が通過した。その後も平日にもかかわらず多くの行楽客が訪れ、高原は思い思いに散策を楽しむ人でにぎわった。
 午前中から晴れ間が広がり、山頂の展望台から、西は垂れ込める雲海と北アルプスの共演を、南は眼下に諏訪湖、はるか遠くに富士山まで見渡せる絶景を楽しめた。
 塩尻市大門二番町から夫婦で訪れた足助治人さん(72)は「秋の高ボッチを楽しみにしていたので、通行できるようになって良かった」と喜んでいた。安曇野市三郷小倉から娘と訪れた女性(52)は「やっと来られた日に、ここまできれいな眺めを楽しめるなんて」と予想以上の絶景に驚いていた。
 一方、高原で牛を放牧している高ボッチ牧場牧野組合は、崖の湯ルートを使って例年通り10月初めに牛を下山させる予定だ。

 市道高ボッチ線の「崖の湯ルート」は、路面舗装に穴が開いたり、路肩が崩れたりといった複数の被災箇所を復旧した。一方、塩尻市の国道20号側から上り、高ボッチ観光のメインルートとなっている「東山ルート」はより被害が大きく、復旧は来年度以降になる見通しだ。
 東山ルートでは、地滑りとみられる状況で長さ約80メートルにわたって路面が陥没している区間があるなど、被害が深刻だ。市は本年度に調査測量を実施し、来年度以降に復旧工事に入る。まずボーリングによる土質調査などを行うが、地滑りがまだ続いている場合、工事の着手時期は見通しづらくなる。市建設課の担当者は「なるべく早く復旧したいが、まずは調査の結果を待つ状況だ」と話す。
 当面は崖の湯ルートが高ボッチへの唯一のアクセス路となる。東山ルートに比べ幅が狭いことから、市は古くなったカーブミラーを交換したり、路肩に注意を促すコーンを設置したりして安全通行の注意喚起をしている。