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飲食店が時短・休業解除を歓迎 通常営業を再開

飲食店の通常営業が再開され、明るさを取り戻した松本駅前(13日午後8時10分)

 県が新型コロナウイルスの感染防止策として行ってきた「命と暮らしを救う集中対策期間」が終わり、13日から松本圏域の酒類を提供する飲食店などへの営業時間の短縮や休業要請が解除された。松本市の松本駅前周辺は午後8時を回っても人出があり、久しぶりに明るさが戻った。 

 時短や休業の要請は当初は8月14日から8月24日までだったが、県内全域で感染者が増えたことから9月12日まで延長となった。
 1カ月ぶりとなった飲食店の通常営業の再開に歓迎の声が上がった。駅前で居酒屋を営む大野康弘さん(53)は「時短営業中は8時になったらお客さんが自主的に帰ってくれていた。感謝しているが心苦しかった」という。飲食店対象の新型コロナワクチン接種で1回目の接種を終えており「早く2回目を打って安心してお客さんを迎えたい」と話していた。スナックを経営する女性(43)は「お客さまに早く戻ってきてほしい」と願いつつ「時短営業に意味があるとは思えない。感染者を減らすためにロックダウンなど思い切った策が必要だったのでは」と政府の対応を批判した。
 県内では新型コロナの新規感染者が30人台と多い日が依然続いている。松本市保健所の塚田昌大所長は「8月中旬ころの感染のピークは過ぎたが、今週末の3連休の人の動きによっては感染が拡大する可能性はある」と注意を呼びかけている。