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木曽町役場に「だれでもピアノ」 11月まで多目的スペースに設置

木曽町役場のきそラボに置かれたピアノ

 木曽町役場の多目的スペース「きそラボ」にこのほど、グランドピアノが登場した。木材をふんだんに使用して4月に開庁した町役場新庁舎を気軽に訪れてもらうきっかけになればと期間限定で設置した。11月26日まで誰もが弾くことができる。

 木曽文化公園文化ホール(日義)のリハーサル室にあった町所有のピアノ1台を移設した。もともとは昭和46(1971)年に町に寄贈されたものだという。町役場に来庁した音楽関係者が木造の庁舎の音響に興味を持ったことも発案を後押しした。
 10日に調律が完了し、町町民課の小原幸奈さん(24)が試し弾きをした。カラマツの天井に心地よく反響した音色をその場にいた人がうっとりと楽しんでいた。小原さんは「木造の新庁舎の雰囲気や広い空間に合ったいい音だった」と話した。
 町教育委員会生涯学習課によると、ピアノに加えてかつて町内で作られていた「鈴木バイオリン」製のクラシックギターを近いうちに設置する。すでに民間の個人や団体が取り組む「まちかどピアノ」「あおぞらストリートギター」などに賛同しつつ、木村恭一課長は「一緒に音楽の町を体感できる取り組みにしていけたらいい」と話していた。
 平日正午~午後1時、午後5時15分~8時。開放期間が終了した翌日に庁舎内の大会議室に移動し、開庁記念のジャズコンサートで使用される。その後は再び木曽文化公園文化ホールに戻る予定だ。問い合わせは町教委生涯学習課(電話0264・22・3000)へ。