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静かに地域の安全願う 多賀神社 規模縮小して例大祭

 延命長寿の縁起物「寿命餅」で知られる松本市出川町の多賀神社(村上典孝宮司)で10日と11日、秋の例大祭が行われた。例年は境内に屋台などが並び大勢の参拝客でにぎわうが、今年は新型コロナウイルスの影響で昨年に続き神事のみとなり、氏子総代らが地域の家内安全や五穀豊穣を祈願した。
 10日夜に宵祭の神事と打ち上げ花火を行い、11日午後に本祭の神事を行った。本祭の神事には氏子総代13人と神職6人が臨み、祝詞を上げて舞などを奉納した。
 境内はひっそりとして参拝客はまばらだったが、近くの主婦(86)は「若い頃からお祭りには欠かさずお参りしている。昨日は寿命餅もいただいた。今年も長持ち行事が見られないのは残念だが、またにぎやかな祭りが見たい」と願っていた。
 宮澤利幸総代会長(76)=出川2=は「今年も寂しい祭りとなったが神事を続け祈願することが大切だ。来年こそは皆さんと一緒に盛大に祭りを祝いたい」と話していた。