地域の話題

終戦直後の配給品? 倉庫で70年前の脱脂粉乳缶発見 塩尻市宗賀支所

宗賀支所の倉庫で見つかった約70年前の脱脂粉乳缶

 塩尻市宗賀支所の倉庫からこのほど、約70年前の脱脂粉乳缶7個が見つかった。未開封の缶には英語で文字が書かれており、戦後間もない時期の配給品とみられる。

 缶は金属製で高さ17.5センチ、直径15.5センチ。脱脂粉乳を意味する「ノンファット・ドライ・ミルク」の文字が確認でき「アメリカ合衆国民から寄贈された」「非売品」などと記されている。重さは「4.5ポンド(約2キロ)」とあり、缶を振ると粉状の物が入っていることが分かる。
 倉庫は同支所の敷地内にある。支所では10月末まで改修工事が行われており、工事に合わせて整理をしていた職員が倉庫の片隅で見つけた。
 缶は旧宗賀村から引き継がれたとみられるが、なぜ倉庫に未開封のまま残っていたかは不明だという。地域の食糧難の時代を象徴する〝資料〟だが、今後の取り扱いは未定だ。