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国道19号 大雨被災 通行規制続く 上松と大桑の2カ所片側交互 全面解除は未定

山側の橋桁が流され片側交互通行となっている国道19号(大桑村須原)

 8月中旬の記録的な大雨の影響で、木曽郡内を縦断する国道19号の2カ所が現在も片側交互通行になっている。道路脇の斜面や沢筋で土砂災害の恐れがあり、橋桁の損壊や崩落が心配されることから、2次災害を防ぐための措置だ。管理する国土交通省飯田国道事務所(飯田市)は「全面開通は未定の状態」としている。

 同事務所によると、国道19号の木曽路は8月14日夕から、土砂流入などがあった7カ所で通行止めとなった。復旧作業により16日までに7カ所全てで片側交互通行になった。7日現在、上松町荻原と大桑村須原の2カ所で通行規制が続く。
 土砂崩れが起きた荻原では崩れたのり面をモルタルで補強する応急処置が取られた。土石流があった須原では斜面側の橋桁が損壊し、陥没している。
 現場周辺には土砂や太い流木が残る。群馬県高崎市から愛知県一宮市へ向かっていたトラック運転手・水野邦博さん(57)は「日暮れが早まる前に復旧してもらえると助かる」と話していた。
 同事務所は規制解除に向けて、現地調査を進めている。落石防護柵の再設置や砂防対策を施す考えだ。市川英敏副所長は「(国道19号は)最重要道路。一日も早い全面開通にこぎ着けたい」と話している。