教育・子育て

秋の運動会 塩尻市内の4小学校延期 中止回避へぎりぎりの判断

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、9月中旬に運動会を予定していた塩尻市内の小学校5校のうち4校が延期を決めた。学校関係者からは「残念だが仕方がない」とする声や「(県独自の)感染警戒レベルが下がったところで、できることを精いっぱいやらせてあげたい」といった声が聞かれる。一部の学校では音楽会や修学旅行など、他の行事への影響も出そうだ。

 塩尻西、広丘、吉田、宗賀の4校が10月中の平日に延期する。塩尻西小は当初、全校が集まる「運動会」としての開催を計画していたが、感染警戒レベルが「5」となった状況を踏まえ、昨年同様の「体育参観」に変更する。宗賀小は低・高学年を入れ替える「体育学習発表」、広丘小は2学年ごと入れ替え制の「運動会」を検討している。
 吉田小は「開校40周年記念」を冠した運動会を予定していたが、9月中の収束が見通せないことから10月29日に延期した。同小は「簡単に『中止』としたくなかった。できるところまで延期するしかない」という。
 延期後の日程を平日とした理由について「土曜だと、地域や社会体育の行事と重なる恐れがある」(吉田小)、「土・日曜だとすでに予定が決まっている家庭が多い」(広丘小)と判断した。
 塩尻西、吉田、宗賀の3校は夏休み中に、広丘小は9月3日に決定し、児童に伝えた。児童たちは残念がりながらも「仕方がない」と受け止めているようだ。
 一方、市内で最も児童数が少ない木曽楢川小は、感染対策をした上で予定通り18日に開催する。半日のみとし、参観は楢川地区在住の家族に限定する。競技は短距離走や表現などに絞って行う。