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絵本 珠玉の60作品紹介 森のおうち・酒井倫子館長が本出版

絵本を紹介する本を出版した酒井さん

 安曇野市穂高有明の絵本美術館・森のおうち館長の酒井倫子さん(83)がこのほど、絵本を紹介するエッセー集「絵本ってこんなにおもしろい!」を出版した。優しい言葉で語りかけるようにつづられた文章は、絵本選びのヒントと、子育て中の父親と母親への愛情深いエールとなっている。

 酒井さんは月刊誌『おさなご』(一般社団法人長野県私立幼稚園・認定こども園協会編集)で、平成16(2004)年から絵本紹介のコーナーを担当しており、今回は連載当初から6年間の60冊分をまとめた。▽親子でいっしょに楽しむ絵本▽命の大切さを伝えたいときに読んでほしい絵本▽子育て中のお母さんへ贈る絵本―の3ジャンルに分けて国内外の作品を幅広く紹介している。
 ノンフィクション作家の柳田邦男さんが序文を寄せ、柳田さんの妻で画家・絵本作家のいせひでこさんが描いた、あどけない幼女の絵が表紙を飾った。エッセーが1冊にまとまったのはこの本が初めてとなる。酒井さんは「私自身が感動した絵本を1冊ずつ、心を込めて紹介した」とし「現在は子供を育てるのも困難な時代。絵本が、悩みながら必死で子育てをしている若いお父さん、お母さんの助けになれば」と話している。
 四六判149ページ。1760円で、森のおうちと中島書店(塩尻市)、ちいさいおうち書店(松本市)で購入できる。問い合わせは森のおうち(電話0263・83・5670)へ。