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安曇野シェアサイクル利用好調 県内旅行者増要因か

市観光情報センターにあるポート。利用が好調に推移している

 安曇野市内を中心に電動アシスト付き自転車のレンタルと返却ができる「安曇野シェアサイクル」の4~8月の利用台数が、前年同期と比べて2倍に増えている。全ての月で前年を上回り、3倍以上に伸びている月もある。サイクリング人気の高まりに加え、地元地域を旅するマイクロツーリズムの推進で県内の利用者が増えたことが好調な実績につながったとみられる。

 シェアサイクルは市内と松川村にある計16カ所のポート(駐輪場)で借りられ、15分単位で利用できる。8月までの5カ月間(8月は速報値)の延べ利用台数は1129台で、前年の実施期間8カ月(4~11月)の1206台に届きそうな勢いだ。
 市観光協会によると、8月はお盆期間中の長雨などで苦戦したものの、利用実績額は5月とともに目標としていた月15万円を超えた。自転車でチェックポイントを回るロゲイニングを4月に始めたことや、事業が4年目を迎えて知名度が高まったことが背景にあると分析している。宿泊施設がシェアサイクルの利用を組み込んだ宿泊プランを造成するなど、観光・飲食施設のPRへの協力も一因に挙げる。
 観光協会は、サイクリングの途中に今まで以上に飲食店や商店などに立ち寄ってもらえるかどうかが今後の取り組みの鍵だと考え、フォロワー数2万人を超えるインスタグラムでの発信も強化している。担当者は「もっと店舗を回ってもらえるように情報発信を企画していきたい」と話している。