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美ケ原高原 秋の花が見頃に

アンテナ鉄塔のように直立し白く小さな花を数多く咲かせるイブキボウフウ

 松本市郊外の美ケ原高原で、秋にかけて見頃となる多彩な高山植物が花を咲かせている。標高約2000㍍の台上は、早くも秋の気配が漂い涼しい風も吹き渡り、登山やハイキングに訪れた人たちをかれんな花々が迎えている。

 山頂部にある王ケ頭ホテルによると、今夏は8月上旬の台風9号の接近による強風と中旬の長雨の影響でマツムシソウなど多くの花が被害を受けた。一方でウメバチソウやノコンギクなど、9月から見頃のピークとなる花が徐々に咲き始めているという。
 31日の美ケ原高原台上は、雲が多く時折霧にも包まれたが、登山道脇に咲く花を写真に撮る人もみられた。山口県岩国市から訪れた萩野俊弘さん(65)は「お天気は残念だったけれど花の種類も多くてかわいらしく楽しめる」と笑顔を見せた。
 同ホテルの三浦康栄支配人(68)は「秋には雲海も見え始める。眺望とともに秋の花も楽しんでほしい」と話していた。