教育・子育て

オンライン授業の準備急ピッチ 朝日小で児童と教諭が実践

さらなる感染拡大に備えてZoomの使い方を学ぶ朝日小5年2組の児童たち

 新型コロナウイルスのさらなる感染拡大に備え、東筑摩郡や北安曇郡南部の小中学校は、オンラインで授業を行うための準備を進めている。国のGIGAスクール構想「1人1台端末」で貸与されたタブレット端末などを使い、児童と先生の双方がオンライン授業に対応できるよう学んでいる。

 朝日村の朝日小学校では、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」の使い方を学ぶ授業が行われている。5年2組でもこのほど授業があり、堀内勝教諭と25人の児童たちが、専門業者の支援を受けながら使い方を学んだ。
 児童たちはまず、教室で「Zoom」の仕組みなどを学んだ。カメラに向かってしゃべったり、相手の声を聞いたりする練習をした後、班ごとに体育館や理科室、音楽室など別の部屋に移動して、遠隔でやりとりをした。堀内教諭が「先生の声が聞こえる人、手を上げてください」と呼び掛けると、画面上で全員の手が上がり、遠隔でもやりとりができることを学んだ。黒板に書いた文字を見たり、複数の児童が一緒にしゃべっても聞き取れるかを確認したりしながら、授業で使えるように準備をしていた。
 5年2組の上垣外朱耶さんは「教室ではできたけれど、家でもきちんとできるか心配。もっと学びたい」と話し、坂田草介君は「今までZoomをやったことがなかったけれど、楽しくできた。家でもうまくできそうで楽しみ」と話していた。
 朝日小では、9月に各家庭でZoomを使った朝の会をやるなどしてシステムに慣れ、10月には必要があれば授業で使えるようにする予定で進めている。児童だけでなく、詳しい先生が苦手な先生に教えるなど先生たちも「目の色を変えて」取り組んでいるといい、堀内教諭は「児童たちはのみ込みが速い。私たちを超える速さで覚えている」と目を細めていた。