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安曇野署管内 人身交通事故が多発 けが人の増加数県内最多

 安曇野警察署管内(安曇野市、麻績村、生坂村、筑北村)で、人身交通事故の増加傾向が続いている。今年の発生件数は25日時点で197件(前年同期比41件増)、けが人は252人(同64人増)となっており、発生件数・けが人の増加数は県内22署の中で最多だ。今月に入って死者が出る事故が2件(うち1件は統計上の死亡事故に含まれない)発生しており、同署は注意を呼び掛けている(数値は全て暫定値)。

 高齢者が関わる事故が100件(同36件増)と目立ち、うち69件は、高齢運転者(自転車を除く)の過失が大きい「高齢者1当事故」だった。歩行者の事故も25件(同21件増)と大きく増加した。発生場所は交差点が98件(同23件増)と多い。飲酒運転による人身事故は3件(同3件増)で、けが人のなかった単独事故も含めると10件発生している。月別では3~4月と6~7月の発生件数が多かった。
 県内全体の交通事故発生件数は25日時点で2902件(同28件減)、死者26人(同1人減)、けが人3486人(同12人減)と微減傾向にある。安曇野署の土肥照佳交通課長は「管内が増加している明確な原因は分からないが、県外者ではなく地元の人の事故が多い。運転者、歩行者一人一人がいま一度、安全意識を持ってほしい」と訴える。
 安曇野署は現在、交通取り締まりを強化している。9月21~30日の秋の全国交通安全運動に先駆け、関係機関との街頭啓発活動も実施していく予定だ。