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林道鉢盛山線が大雨で被害

 朝日村古見の野俣沢林間キャンプ場と鉢盛山登山道を結ぶ林道鉢盛山線が、今月中旬の大雨で大きな被害を受けた。沢の増水で林道上に巨石の山ができるなどして復旧工事が必要な場所が2カ所、路肩が浸食されるなどして維持修繕が必要な場所が2カ所ある。復旧工事の時期については村と業者が相談しているが見通しが立っておらず、今季中に鉢盛山登山ができるようになるかどうかは、不透明な状況となっている。

 村産業振興課によると、林道鉢盛山線はキャンプ場付近から登山道入り口までの約10㌔で、村が管理している。
 今回の大雨で最も大きな被害があったのは、林道の始まりから7~8㌔の地点で、河川の水と土砂が林道上に流れ、巨石の山ができていた。大小の岩が堆積した山は幅4~5㍍、高さ1・5~2㍍あり、延長は約200㍍にもわたっている。岩は大きいもので直径1㍍を超えるという。河川と林道を隔てる盛り土も流失しており、復旧工事が必要となっている。
 林道の始まりから3~4㌔の地点では、土砂でせき止められて行き場を失った沢の水が林道に流れ込み、林道上に川ができたようになっていた。排水施設も土砂で埋まっており、復旧工事が必要だという。
 このほか林道入り口から8~9㌔地点には林道上に流れ込んだ水で路肩が浸食された場所や、林道脇の用水路から水があふれて林道上を流れた場所などがあり、維持修繕が必要だという。
 同林道は例年、10月に閉鎖しているが、それまでに復旧工事ができるかどうかは不透明となっている。同課の担当者は「この林道以外にも村内には被害箇所がある。マツタケやキノコに関わる山から修繕するなど、優先順位を付けて対応していきたい」としている。