地域の話題

木曽郡内 大雨 観光地も被災 営業再開へ復旧急ぐ

鳥居峠への立ち入り禁止を知らせる看板が置かれた石畳の遊歩道入り口(18日正午ころ、木祖村薮原)

 記録的な大雨の影響で木曽郡内の観光地や屋外レジャー施設が被災し、町村や観光協会などの関係機関・団体が復旧を進めている。営業再開に向けて作業を急いでいるが、アクセス道路の陥落や崩落などで来場者の安全を確保できないとして、当分の間、利用や立ち入りを禁止するところもある。

 上松町小川の赤沢自然休養林は、大雨で14日に始めた臨時休園を20日まで続ける。園内の遊歩道や森林鉄道の軌道が被災し、点検と修繕を急いでいる。熊に遭った来場者がけがをした事故で6~10日も休園しており、町観光協会の松原和恵事務局長は「8月の大事な(書き入れ)時に休園が続いたのは残念」と話す。今後の雨の降り方を気にしつつ安全優先で対応するとし「天気が回復したら再開したい」とする。
 木曽町三岳の御岳ロープウェイは、アクセス道路の町道の崩落などによる通行止めで19日まで運休する。20日以降、安全を確認次第営業を再開する。
 大桑村の阿寺渓谷は19日、同村ののぞきど森林公園は21日、木曽町福島のキャンピングフィールド木曽古道は20日に受け入れを再開する予定。
 南木曽町の日本の滝百選の田立の滝や柿其渓谷、木祖村の中山道・鳥居峠は当面、落石や崩落などで立ち入りできない。アクセス道路の県・村道が被災したため、王滝村の自然湖や水交園、森きちオートキャンプ場、木祖村の水木沢天然林も当面、利用できない。
 木曽町開田高原の木曽馬の里などは営業している。