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高齢者の2回目接種 郡部では80%以上

 65歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種が、中信地区でも進んでいる。県が公表した2回目の接種率は7月28日現在、東筑摩郡の5村と木曽郡の6町村、池田町は80%以上、松本市、塩尻市、安曇野市と松川村は50~80%だった。今後は64歳以下の接種が本格化し、希望する全世代の接種は11月末までの完了を目指す。ワクチン供給の見通しは不透明な部分もあり、市町村の担当者は国の動向を注視している。

 市民タイムスの取材によると、接種を希望する65歳以上の高齢者に対し、今月3日現在で2回目が終わったのは麻績村、筑北村、生坂村、池田町、松川村などだった。塩尻市、安曇野市、山形村、朝日村などもおおむね完了している。
 64歳以下の接種については、比較的人口の少ない自治体が先行している。希望する全年齢の接種が完了する時期は、大桑村は8月28日、王滝村は8月末、生坂村は9月10日、木曽町は9月12日、麻績村は9月17日、南木曽町は9月25日、筑北村と木祖村は9月26日をそれぞれ見込む。
 松本市は60~64歳の接種予約を7月22日に、50~59歳の予約は同29日に始めた。全年齢の希望者の接種完了は11月末を目指す。塩尻市も全年齢の希望者は11月末までの完了を目標とする。今は基礎疾患のある人や60~64歳の希望者に対する2回目の接種を主に進めている。今月2日には50~59歳の予約受け付けも始めた。現在はワクチンの供給量が減少する見通しのため、接種のペースを抑え気味にしているという。安曇野市は7月20日に16~64歳の接種券を発送した。予約開始は61~64歳が今月16日から、57~60歳が同23日からなどとなっている。
 接種を希望する子供については、王滝村では13歳以上はすでに接種が終わった。塩尻市は中高生年代向けの集団接種の1回目を7月22、23日に実施した。筑北村、生坂村、麻績村、木祖村、上松町などでも12~15歳の接種を始めている。朝日村も中学生は接種を始めたが小学生(12歳)は今後に対応を決める。安曇野市は12~15歳の接種について「今月中に関係医療機関との協議の場を設け、方向性を出していきたい」としている。