政治・経済

松本市12~15歳もワクチン接種 受験・就職対象者を優先

 松本市は27日、新型コロナウイルスワクチンの新たな接種スケジュールを公表した。大学受験や就職活動をする高校3年生、大学生などを対象にした接種を8月から、12~15歳の接種を9月上旬からそれぞれ始める。高校3年生への接種は「市長への手紙」などで複数の保護者らから接種を求める要望があり、県外に出る高校生らに安心して活動してもらおうと実施を決めた。8月5日から予約を受け付け、16日の接種開始を見込んでいる。

 受験や就職活動をする人の接種は、平成16(2004)年4月1日以前に生まれた人の中で希望を募り、米国・ファイザー社製のワクチンを接種できるようにする。市内に住む高校3年生2283人(7月1日現在)は、事前申請しなくても予約でき、それ以外の人は8月1日から31日までの期間で申請が必要になる。
 12~15歳の対象は8898人で、予約開始は8月下旬、接種開始が9月上旬の予定だ。市は「高校を受験する人もいるので配慮した」とする。
 障害者施設の関係者や保育士、消防団員らを対象とした優先接種についても明らかにし、8月から動き出す。
 新たなスケジュールは、市が7月6日に発表した日程から各年代の接種開始が大幅に前倒しになる。接種時期が11月中旬となっていた16~29歳が10月上旬開始になるなど、1カ月以上早まった。市のワクチン接種体制について臥雲義尚市長は「供給の見通しが立ち、11月末の完了に向けて計画的に進んでいる」と話していた。
 ワクチン接種体制は市の公式ホームページで確認することができる。