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木祖・寺平さん 全中陸上へ 女子100 県中学記録塗り替え

全中出場を祝って村が作った懸垂幕に「うれしい。力になる」と笑顔を見せる寺平さん

 木祖村の木祖中学校2年・寺平祈愛さん(14)が、8月の全中・全日本中学校陸上競技選手権大会に初出場する。7月3・4日に松本市で開かれた県大会2年女子100㍍で、全中の参加標準記録を突破したことに加え、県の中学記録(12秒05)を塗り替える11秒98をマークして全国切符を手にした。寺平さんは「大きな大会の雰囲気に負けずにベストの走りをしたい」と意欲に燃えている。

 寺平さんは小学校4年生の時に木祖村の木祖源流トラッククラブ(TC)に入り、陸上競技を始めた。TCのコーチで、木祖中陸上部を指導する原智恵さん(40)は「地面の反発を生かした走り方と後半の伸びが寺平さんの強み」と話す。
 今年6月からスターティングブロックの足を置く位置を調整し、走り始めの前傾姿勢を保つ走り方に修正したことで前半の加速に磨きがかかった。体幹を鍛えたことで後半も失速しにくくなった。
 県大会初日の予選で自身初の11秒台を記録した。寺平さんは「スタートからスピードに乗り、序盤から先頭に立てた」と、積み重ねた練習の成果に胸を張る。
 26日に村役場を表敬訪問した。唐澤一寛村長は、努力をたたえてランニングシューズの目録を贈り「(活躍で)村民が元気をもらえる。村を挙げて応援する」とエールを送り「次の五輪を目指してほしい」と今後の活躍にも期待した。
 村は全中出場を祝う懸垂幕を作り、村役場の壁面に近く掲げる。全中は8月17~20日に茨城県ひたちなか市で開かれる。

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