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平和を祈る子供たちの詩 松本で朗読会

平和を願う自作の詩を朗読する児童たち

 平和を祈る詩の朗読会(実行委員会主催)が22日、松本市のMウイングで開かれた。平和を願う心を詩に表し、発表を通じて思いを共有する取り組みで平成23(2011)年から続いている。今年は市内小中学生から955編が寄せられ、うち18作品が詠み手本人によって朗読された。

 平和と戦争、日本国憲法の理念、いじめや差別の撲滅などさまざまな題材の詩が発表された。清水小6年の松本紗和さん(11)は、幸せは地球上の皆で実現するものだとし「うれしいことは分かち合い、悲しいことは半分に...一人の幸せを皆の幸せにつなげ、世界中が幸せになるように」と詠んだ。田川小6年の奥原光音さん(12)は、世界には「まだ幸せの形を知らない人々がいる」とし、互いを認め合い、大切にし合う必要性を説いていた。
 応募作品は25日までMウイングに展示される。実行委員長の秋山泰則・松本詩人会長(82)は「どの子も詩を書く中で真剣に平和を考えてくれた。その思いを大人もしっかり受け止めなければ」と話していた。