地域の話題

縄文ロマン平出博物館に集結 24日に土器サミット

縄文土器サミットで展示される縄文土器。山内丸山遺跡の土器(左から2点目)も並ぶ

 塩尻市宗賀の平出博物館で、東北・北陸地方の縄文土器や土製品を展示した企画展「縄文土器サミット」が24日に開幕する。5県6市町の7遺跡で出土した26点を展示する。県内で東北・北陸地方の遺物が一堂に集まるのは珍しい。世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」を応援しようと企画した。

 北海道・北東北の縄文遺跡群を構成する17遺跡のうち、山内丸山遺跡(青森市)、小牧野遺跡(同)、大湯環状列石(秋田県鹿角市)、伊勢堂岱遺跡(同北秋田市)の土器を展示する。山内丸山からは北東北の縄文文化を代表する深鉢形の「円筒上層式土器」が展示される。伊勢堂岱は、沈線で描かれた幾何学模様が印象的な縄文後期のつぼ形土器、大湯環状列石からは同時期のキノコ形土製品が展示される。北陸3県3遺跡の土器も並ぶ。
 塩尻市も加盟する縄文都市連絡協議会に、縄文遺跡群を構成する遺跡のある市町も加盟していることから、同協議会のネットワークで開催にこぎ着けた。企画展では塩尻を代表する平出遺跡の土器約10点も展示する。博物館担当の牧野令さん(37)は「地域ごとの土器の形や模様の違いを楽しんでほしい」と話している。
 サミットは9月20日まで。入館料は300円(中学生以下無料)。休館日は毎週月曜と祝日の翌平日。問い合わせは平出博物館(電話0263・52・1022)へ。