教育・子育て

生坂中生徒 太鼓で絆

 生坂村の生坂中学校の2、3年生が、地元で長年活動する太鼓連「生坂龍翔太鼓」のメンバーの手ほどきで太鼓の練習に励んでいる。地域の伝統文化や、伝統を受け継ぐ人の思いに触れ、故郷への関心を高める活動で、秋に開く学校の文化祭で発表する。

 学年縦割りで行う総合的な学習の時間で取り組み、太鼓連のオリジナル曲「生坂」、村に伝わる民話「犀龍小太郎伝説」にちなんだ「龍翔」の2曲を教わっている。5月から太鼓のたたき方、ばちの扱い方といった基本を教わり、このほど行われた夏休み前最後の練習では、曲の通し練習をして音色やパフォーマンスに磨きをかけた。3年の藤澤楓君(14)は「かっこよくたたきたい。3年生でラストの発表だから、会場にいる人が感動するような演奏ができたら」と意気込む。
 生坂龍翔太鼓の白澤敏会長(69)は「伝統芸能に親しんでほしい。太鼓を通じたコミュニケーションも大切にしていきたい」と話す。生徒の太鼓発表は、村最大の催し「赤とんぼフェスティバル」で毎年行ってきたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のためフェスティバルが昨年に続き中止となったため、文化祭のみで発表する。