教育・子育て

カナヘビは大事な級友 筑北小学校1年生

 筑北村の筑北小学校1年生が、保育園の時に捕まえたトカゲの一種・カナヘビを小学校でも大切に飼育し、教室で一緒に過ごしている。休み時間に触れ合って遊んだり、カナヘビの餌を自分たちで捕まえたりと学校生活や学習の時間を一緒に楽しみ、児童たちは「友達だよ」と笑う。カナヘビはクラスに欠かせない一員だ。

 「こっちの色の方がよく食べるよ」。7月中旬、1年生が生活科の授業で外に繰り出し、カナヘビの餌になるバッタやクモを次々と捕まえた。子供たちによると、バッタでも黒っぽい色より緑色の方がカナヘビがよく食べるという。捕まえた虫は早速、教室に持ち返ってカナヘビの飼育ケースに入れた。子供たちは「おなかすいてたんだね」「元気になってくれるといいね」と食べる様子をじっと見つめた。保育園の時にカナヘビを捕まえた宮澤学斗君(6)は「一緒に遊ぶと楽しい」と笑い、山越結菜さん(6)は「かわいくて好き。大事な友達」と話す。
 児童たちは生き物が大好きで、筑北ひまわり保育園年少組の時に、遊び場の一つだった筑北小旧校舎の庭でカナヘビ4匹を捕まえた。4匹は、筑北ひまわり保育園の卒園式、小学校の入学式にも参加した。小学校に入って、1年生や教職員が見つけたカナヘビが仲間に加わり、今では7匹をかわいがっている。最初の4匹のうち1匹は死んでしまったため、みんなでお墓をつくったという。
 担任の阿部孝一教諭は「保育園の頃から生き物や自然といっぱい触れ合ってきた子供たち。カナヘビが、学ぶ楽しさを引き出したり、命の大切さを感じたりする存在になっている」と話している。