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大桑小 ヤギが入学 1,2年生散歩や餌集め 飼い主から親子預かる

大桑小の〝新しい仲間〟の子ヤギと校庭を散歩する児童たち

 大桑村の大桑小学校に新しい仲間が加わっている。木曽町でヤギを飼育する同校教諭の知り合いから預かった3匹のヤギの親子だ。先月〝入学〟して以来、1、2年生が生活科の授業で世話を担当しており、動物との触れ合いを通じて思いやりの大切さを学んでいる。

 ヤギの飼育は大桑小で初の試みだ。児童たちから、母親は「よもぎ」、雄の子ヤギはそれぞれ「しろ」と「ココ」と名付けられ、校庭の一角にある小屋で仲良く暮らしている。
 15日の授業では1年生22人が「散歩」「うんち掃除」「餌集め」「小屋掃除」の4班に分かれて学習した。校庭を一緒に散歩した原凜果さん(7)は「優しい目がかわいい。大事に育てたい」と子ヤギの頭をなでていた。
 「よもぎ」と「しろ」は21日に〝卒業〟して飼い主の元に帰り、「ココ」は来春までいる予定だ。1学年担任の池谷祐輔教諭(27)は「(児童・生徒数が少ない)大桑の子供たちは小中学校で固定された人間関係が続く。動物と接する中で温かい関係のつくり方を学んでもらえれば」と話している。