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子猫の飼い主募集中 王滝小児童が迷子を保護

迷子の子猫と遊びながら「人懐っこいので飼いやすいと思います」と話す児童たち

 飼い主のいない猫の命を救うための募金活動に取り組んだ経験を持つ王滝小学校(王滝村)の子供たちが、迷子の子猫を保護している。明るい茶色にしま模様がある「茶トラ」の雄で、6月中旬から学校で世話をしている。「夏休み(22日から)までに何とか飼い主を見つけよう」と学校のブログに載せ、チラシやポスターも作って呼び掛けている。

 学校近くを散歩した1年生の後を着いてきた。生後5~6カ月とみられ、保護した当時はやせて風邪もひいていた。猫の保護活動に取り組む村内のボランティア団体「王滝ねこ会」に相談し、学校で世話をすることにした。同会の支援を受けて薬を飲ませ、去勢手術も済ませた。今回の経験を通して、ねこ募金の保護活動への使われ方を実体験した。
 1~6年生の有志6人が中心となって世話をし、猫にアレルギーがある児童はチラシ配りなどで力を合わせた。保護した当時はかすれていた鳴き声も力強くなり、今では児童が「甘えんぼ」と笑うほど一緒に遊びたがるようになっている。
 今週初めから本格的にチラシを配り、問い合わせの連絡も届き始めている。児童は「別れるのは寂しいけれど、夜間は人けのない学校に置いたままではかわいそう」と口をそろえる。5年の栖村佳奈さん(10)は「猫となるべく一緒にいてあげられる人に声を掛けてほしい」と願っている。
 問い合わせは王滝小中学校(電話0264・48・2404)へ。