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郷土の英雄にアートで光 木曽・義仲館新装内覧会

義仲・巴の人形が来館者を出迎える。長野県立大学(長野市)の学生(左)がデザインした「記念入場券」が入場特典として配られている

 木曽で育ったとされる平安末期の武将・木曽義仲と巴御前を紹介する木曽町の展示施設「義仲館」(日義)の新装オープンを翌日に控えた3日、町民向けの内覧会があった。展示を通じて体験的に学べる〝現代アートのミュージアム〟に生まれ変わった施設をいち早く見ようと多くの町民らが訪れ、関心の高さをうかがわせた。各作品にはQRコード(二次元コード)が添えられていて、スマートフォンで読み込むと詳細な解説を閲覧できる仕組みに感心する来館者も多かった。

 開館は午前9時~午後5時。入館料は高校生以上300円で町民と中学生以下は無料。