政治・経済

移動販売 朝日村の村民交流テラスでスタート

 朝日村は、新型コロナウイルスの影響を受けている村内飲食業者の支援や村民の利便性の向上を目的に、村役場前の「村民交流テラス」を飲食業者に開放し始めた。村商工会員で出店を希望する飲食業者は、申し込めばキッチンカーなどによる移動販売をすることができる。村民交流テラスは役場とコンビニエンスストアを結ぶ場所にあり、朝日村の新たな名所としてにぎわい、地域が活性化することが期待される。

 7月1日には、クレープとカフェの移動販売車が店を出した。両者とも村産野菜を豊富に使ったメニューが人気で、大勢でにぎわった。
 クレープ販売の「ハチコクレープ」は、村の元地域おこし協力隊員で、今年3月に任期を終えた宮本有紀さん(24)が営む。周辺の市での出店が多く「ずっとお世話になった村役場でやりたいと思っていた」といい、念願がかなっての出店となった。毎回10種類ほど用意し、甘いクレープはもちろん「塩バターエッグマヨ」のようなホットクレープも人気がある。今後も毎週木曜に出店する予定で、出店がない日は村内配達の相談にも応じる。
 カフェの移動販売車を出した「K'sカフェ」は、薪窯焼きピザやホットサンド、メキシカンタコスなどを販売した。東京で飲食店を営み、会社を継ぐために地元に戻った樋口浩司さん(53)が古見で営む持ち帰り専門カフェの出張販売で、多彩なメニューの中から天候などに合わせて商品を選んで販売する。水・木・金曜に交流テラスに出店する予定で、樋口さんは「村がこういう企画をしてくれるのは本当にありがたい」と話していた。
 村民交流テラスでの移動販売は、毎週水・木・金曜の午前11時半~午後1時半に行われる。現在はクレープ、カフェ、仕出し弁当、山女魚園など5店舗が申し込んでおり、さらに出店希望者を募るという。