地域の話題

中止のツール・ド・美ケ原「来年こそ」 出場予定者がツーリング

中止となったレースの出発地点から走り出す選手たち

 標高差1270㍍の松本市浅間温泉―美ケ原高原間を駆ける山岳自転車ロードレース「ツール・ド・美ケ原高原自転車レース大会2021」開催予定日初日だった26日、多くの出場予定者らがツーリングを楽しみに訪れた。新型コロナウイルスの影響で昨年に続いてレースは中止となり、「来年こそは」と願い"激坂"の先に広がる絶景と初夏のさわやかな風を求めて自転車をこぎ出した。

 出発点の松本市浅間温泉1の市野球場駐車場では、大会実行委員会が駐車場を開放し、協賛企業・味の素の栄養食品「アミノバイタル」150個を選手たちに提供した。下山後は地元の温泉まんじゅうと「信州松本の水」も150人分配った。27日も同数を配る。
 愛知県豊田市の会社員・中村仁さん(53)は電動アシスト付きのE―バイクで訪れ「第1回大会に出場して以来だ。心遣いに感謝」と笑って思い出のコースに走りだしていった。
 実行委員長の二木伸次さん(55)は「中止は残念だが大会は来年も続けていく。訪れた人たちには美しい高原の情景を楽しんでほしい」と願っていた。