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安曇野の里に新観光の「基地」7月始動

安曇野BASEの店内と山村社長。全国的に注目されている中信地域のワインの品ぞろえが豊富だ

 安曇野市豊科南穂高の複合施設・安曇野の里に7月1日、「まちの駅 安曇野BASE(ベース)」がオープンする。市の指定管理を受けた薬師平リゾート(松本市内田)が、物販・飲食部門の運営を担う。2年近く空き店舗となっていた観光拠点施設が、さまざまな立場の人が集い、情報を発信する「基地=BASE」として生まれ変わる。

 売店スペースでは、地元産の新鮮な農産物のほか、県内の作家によるクラフト品、土産品を販売する。特に市内や塩尻・松本市内のワインは約50種類と豊富だ。飲食店では、地元産の食材を多く使った石窯焼きのピザを中心に提供し、テークアウトにも対応する。電動アシスト付きスポーツ自転車のレンタル事業は、東京五輪で日本代表のヘッドコーチを務める鈴木雷太さん=松本市=が担当する。
 今後は料理教室や、市内の南安曇農業高校や穂高商業高校と連携した商品開発なども展開していく。地元で活動する住民団体とのイベントも検討している。
 薬師平リゾートは、塩尻市の道の駅・小坂田公園のレストラン棟の管理・運営を手掛けており、安曇野の里の指定管理期間は令和8年3月31日までとなる。山村和永社長は、安曇野は観光地としても暮らす場所としても大きな魅力と可能性があると話し、「いろいろな人に足を運んでもらいたい。わくわくできる場として情報を発信していく」と話している。
 6月30日までは開店準備を兼ねたプレオープン期間として営業している。