地域の話題

やるぞ花火大会 松本・本郷小児童が奮闘 浅間温泉盛り上げたい

旅館などを訪ねて依頼や交渉を重ねる子供たち

 松本市本郷小学校6年1組(担任・村山茂樹教諭、29人)は、新型コロナウイルスの打撃を受けた地元の浅間温泉を盛り上げようと11月に花火大会を計画し、準備に奮闘している。資金集めでインターネットを通じたクラウドファンディング(CF)を予定し、子供たちが旅館や店舗を訪ねて出資者への返礼品提供の交渉を重ねている。

 地元の魅力が伝わる品として宿泊券や入浴券などを提供してもらおうと、5月から口頭での説明、企画書提出など段階を踏んで進め、断られても繰り返し足を運んで粘り強く取り組んでいる。
 25日はグループごとにプレゼンテーション用の端末や契約書を携え、温泉街を意欲的に回った。山田莉央奈さん(12)は「子供だけで心配だったけれど、協力してくれるところもあってよかった。浅間温泉に活気が戻ってほしい」と話していた。
 子供たちは以前から、地元の土で作った「浅間焼」の陶芸展を開くなど地域の盛り上げにつながる取り組みをしている。昨年からはコロナ禍で思うように活動できなかったものの、密集しない催しとして11月6日に同校でコロナ退散を祈願する花火大会と浅間焼の作品展を計画した。
 CFは60万円を目標額に、専用サイト「レディーフォー」で7月5日から50日間取り組む。他にも参観日に合わせて手作り品のバザーを行うなど、幅広く資金集めをしていく。村山教諭は「子供たちが生き生きとしていて見ていて楽しい。自分たちで成し遂げる経験が将来の自信になれば」と願っている。