政治・経済

池田のクラフトパークへの農道 異常箇所改修へ

異常箇所の確認をする町職員

 池田町はクラフトパークに上る農道のカーブで、道路を支える谷側の斜面のコンクリート壁に亀裂が入って外側にずれ、路面が沈み込んでゆがんでいる箇所の改修を行う。町議会6月定例会に調査費用を計上した本年度一般会計補正予算案を提出した。

 北アルプス展望美術館の駐車場の直下にあるカーブで、高さ約3.7㍍のコンクリート壁が幅約8.5㍍にわたり最大5㌢ほど外側にずれている。コンクリートの継ぎ目の2カ所が縦に割れて最大10㌢ほど広がっており、基礎の部分にも亀裂が生じている。
 壁の上部に設置されたガードレールの土台と舗装の間にも約12㍍にわたって最大15㌢の隙間ができている。土台の上面と路面は本来同じ高さのはずだが、厚さが30㌢ある土台の底が浮いて見えている場所もあり、路面がかなり沈み込んでいる。
 道路は平成3(1991)年に建設された。コンクリート壁の亀裂やずれ、路面の沈み込みがいつから生じているのかは定かでないが、最近始まったものではないとみられる。市民タイムスが4月中旬に道路の異常を町に指摘したところ、町はその日のうちに現状を調査し、専門業者に調査を委託して改修することにした。
 現行基準に従って斜面の傾斜を現状より緩やかにするなどして改修する計画で、工費は1100万円を見込んでいる。財源は令和2年度予算の剰余金を充て、9月定例会に補正予算を計上し、観光シーズンの終了後に着工する予定だ。