政治・経済

衆院任期満了10月21日 各党秋の解散・総選挙想定

 衆議院議員の任期満了(〓月〓日)まで5カ月を切る中、各党は迫る解散・総選挙に向けて動き出している。選挙期日については、当面の政治日程から推測すると、7月の東京都議会議員選挙との同日選なども考えられるが、各党関係者は東京五輪後の秋になる可能性が高いとみて準備を進めている。

 「時期はいまだ見通せないが、少なくとも五輪開催前はないと思う」。5月22日に松本市内で開かれた自民党県連の総務選対職域支部長合同会議に出席した県連幹部の一人はそう予測した。五輪が開催されれば解散は早くてもパラリンピック直後となるため、総選挙は秋になる公算が大きい。
 ただ、菅義偉首相は解散総選挙を自民党総裁の任期が満了する9月末までに行う考えを示しており、総裁選前に解散・総選挙になるとの見方もある。
 自民党からは、長野2区(松本市、安曇野市など)に3期目の現職で比例北陸信越ブロック選出の務台俊介氏(64)=安曇野市豊科、長野4区(塩尻市、木曽郡など)に6期目の現職・後藤茂之氏(65)=諏訪市=が立候補を予定し、両氏とも既にポスターを張り替えるなど臨戦態勢を取る。
 2区に4期目の現職・下条みつ氏(65)=松本市深志2=を擁立する立憲民主党の県連は6日に常任幹事会を開き、4区に総支部を新設する方針を確認した。党幹部は「いつ解散総選挙が決まってもいいように態勢を整えたい」と意気込む。
 4区については共産党新人の長瀬由希子氏(52)=岡谷市=が出馬を予定している。立民県連の篠原孝代表は野党統一候補の擁立について「長瀬さん一本でいくとか、そういうところまで決まっていない」と述べるにとどめるが、参院選県区補選で勝利した共闘の流れは継続したい考えだ。
 2区には日本維新の会新人の手塚大輔氏(38)=松本市宮渕3ーも立候補を予定する。解散・総選挙の時期について「五輪が終わり、高齢者のワクチン接種が終わった段階になるのでは」と推察し、街頭演説やあいさつ回りに力を入れる。
    (田子元気)