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キノコ栽培 児童が体験 朝日小みどり委員会 森林のクラブが指導

 朝日村の朝日小学校の児童会みどり委員会の児童たちは7日、山に触れる活動の一環で、キノコの栽培体験を始めた。村内の林業研究グループ・朝日森林のクラブから講師を招き、校庭の一角でヒラタケを栽培する。秋には収穫できる見通しで、児童たちはおいしいキノコが採れるのを楽しみに栽培を始めた。

 森林のクラブの会長で指導林業士の高橋鉄則さん(60)=西洗馬=と、村産業振興課の齊藤大輔主任が講師を務め、みどり委員会の4~6年生17人が栽培体験をした。高橋さんが、クルミの原木の間におがくずや米ぬかと混ぜたヒラタケの種菌を挟んだものを用意し、原木を見ながらキノコの栽培方法などを教えた。児童たちは原木を校庭の一角にあるヒノキの木の下に運び、日光が遮られる場所に置いた。高温にならないように原木にこもや網を掛けて、栽培の準備を整えた。
 乾燥が続くようなら時折、水を掛けるなどして管理する。8月の夏休み明けころにこもをトンネル状にしてキノコが育つ場所を作り、適切に栽培すれば今年中にヒラタケが収穫できるという。
 みどり委員会は、みどりの少年団の主体となって活動し、花づくりなどを手掛けている。キノコ栽培を通して児童たちに村の自然に触れてもらいたいと、高橋さんと齊藤さん、みどり委員会担当の山岸健司教諭が初めて栽培体験を企画した。比較的失敗が少なく、早く育ち今年中に収穫が体験できるキノコとしてヒラタケを選んだ。
 みどり委員会副委員長で6年生の早川哲人君は「原木が重くて大変だった。キノコはそんなに好きじゃないけれど、育つのが楽しみ。自分で育てたキノコなので、食べてみたい」と目を輝かせていた。