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3万本 紫に水辺染める 木祖村菅のあやめ公園池

 木祖村菅地区にあり、農林水産省の「ため池百選」にも選ばれている農業用ため池「あやめ公園池」で、アヤメの花が見頃を迎えた。約3万本の濃い紫色の花々がしっとりと水辺を彩り、訪れた人の目を楽しませている。

 かつてアヤメが群生した湿地帯で、昭和48(1973)年にため池となり、地元住民がアヤメを増やしてきた。近くで民宿を営みながら手入れに励む奥原茂雄さん(73)によると、今年の開花は5月下旬で「特別に早い」といい、15日ころには満開となりそうだ。2日に友達と一緒に訪れた村内の主婦(80)は「同じ色がこれだけあるとやはり見事ね」と目を細めていた。
 7月上旬には、アヤメの名所として全国的に知られる茨城県潮来市から移植したアヤメも見頃となる。