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松糸道路 安曇野市の長野道接続部は高架に

新設区間の概略計画案が示された説明会

 県安曇野建設事務所は、松本地域と新潟県糸魚川市を結ぶ地域高規格道路・松本糸魚川連絡道路のうち、安曇野市内の新設区間(約4キロ)の概略計画案をまとめた。起点として豊科光付近の長野道に設ける仮称・安曇野北インターチェンジ(IC)は、大雨による浸水想定を考慮し、松糸道路と立体的に結ぶランプ(連結道路)が長野道本線の上空を通過する構造とした。

 県と市が1日夜に豊科・光区で開いた計画説明会で示した。ランプについては、構想段階で長野道本線の下を通過する構造としていた。市が3月に発行した防災マップで、想定し得る最大規模(おおむね1000年に一度程度)の降雨で付近の想定浸水深が0・5~3・0メートル未満となったことを踏まえ、ランプを高架とした。
 計画案では、ランプ路面は最も高い場所で長野道本線より8メートルほど高く、地上から15メートルほどの位置になる。安曇野建設事務所は「ICの形状などは(高速道路を管理する)NEXCO東日本と協議している」とした。
 計画説明会ではこのほか、50メートル幅の「ルート帯」だった新設区間を約10メートル幅に絞り込んだ「ルート線」案が示された。犀川右岸堤防沿いの部分は、農地への影響を抑えるため堤防にできるだけ寄せた構造とする。新設区間に設ける出入り口4カ所のうち、犀川沿いの2カ所で市がアクセス道路を整備する。
 計画説明会には20人が出席した。利用開始時期の目安に関する質問に対し、安曇野建設事務所は「5年、10年という長いスパンの事業だが重要な道路と認識している。できるだけ早めに進めていきたい」と説明した。
 6日の説明会は全市民が対象で、市役所で午後2時と午後7時に計2回行われる。