地域の話題

拾ケ堰の12㍍絵図 豊科郷土博物館で公開

28日から特別公開が始まる「筑摩県管轄信濃国安曇郡拾ケ堰絵図」

 安曇野市内を流れる農業用水路・拾ケ堰を描いた絵図「筑摩県管轄信濃国安曇郡拾ケ堰絵図」の特別公開が28日から、同市豊科の市豊科郷土博物館で始まる。穂高柏原の個人宅で発見され、4月中旬に市教育委員会に寄贈された全長約12メートルの大きな絵図で、取水口や水門、ほかの堰との交差箇所などが詳細に描かれている。30日まで。

 絵図は明治4(1871)~9年の間に描かれたとみられ、実際の流路の形に沿って紙が継ぎ合わされている。松本市島内の奈良井川の取水地点から安曇野市穂高の烏川に至るまでの全長約15㌔が約1000分の1の縮尺で描かれ、市文化課の逸見大悟・博物館係長は「枝堰の取り入れ口などは今と同じ名前の箇所がある。当時の工法も見てもらえれば」と話している。
 公開時間は午前10~11時と午後2~3時で、会場には職員が常駐する。入館料100円。問い合わせは豊科郷土博物館(電話0263・72・5672)へ。