政治・経済

テレワークの場 朝日村健康センターに 空き室利用 コロナ対策も

 朝日村は、新型コロナウイルス感染予防のためにテレワークをする人や個人事業主などが働く場所として活用できる「コワーキングスペース」を古見の村健康センター2階に開設した。ここ数年はほとんど利用されていなかった研修室を有効活用し、環境を整えた。村民は暖房費がかからない季節は実質無料で、村外の人は半日400円で利用でき、多くの利用を呼び掛けている。

 50平方メートルを少し超える広さの部屋に5台のワーキングデスクが設置されている。無線によるインターネット接続環境(無線LAN)が整い、各テーブルに電源が設置されている。パソコンなどは利用者が持参するが、無線LANの利用は無料(有料サービスについては利用者が負担)となっている。
 コロナ対策で消毒用のアルコールが置かれているほかは物が少なく、静かに落ち着いて仕事ができそうだ。利用に訪れたフリーのシステムエンジニア・上條直樹さん(49)=朝日村下古見=は「これまでは松本や塩尻などのコワーキングスペースを利用していたが、地元にこういう場所ができると便利。自宅だと気が散ることも多いので、ここを積極的に利用したい」と話していた。
 来年3月末までを試行期間とし、それ以降は利用状況を見た上で本格稼働の是非を検討する。利用時間は午前9時から午後5時までで、土・日・祝日と年末年始(12月29日~1月3日)は休み。村内在住者と村内勤務者は利用料を減免するが、暖房が必要な場合は暖房費(半日100円)を支払う。村企画財政課は「空いていた研修室を有効に使いたいので、多くの人に利用していただきたい」としている。