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本物の土器に釘付け 大桑村歴史民俗資料館で児童が観察やスケッチ

スケッチするために、村内で見つかった土器をじっくり観察する子供たち

 大桑村の大桑小学校児童に、さまざまな体験活動を提供する「わくわく隊」(村社会福祉協議会・村公民館共催)が22日、村歴史民俗資料館で開かれた。村内の遺跡から出土した本物の縄文土器を見ながらスケッチをし、縄文土器を作った〝先祖〟の暮らしに想像を巡らした。

 土器をじっくり観察してみると、ただ見るのとは違った発見があった。さまざまな模様の中には、半分に割った竹の断面を強く器面に押し当てて付けられたものもあった。模様を手掛かりに「何年前に作られたのか」「村内の『万場遺跡』『大野遺跡』のどちらで見つかったのか」を考えてみた。
 県立歴史館(千曲市)の職員2人が手ほどきした。考古資料課長の町田勝則さんは「地元の遺跡から出土した土器を手で触り、感じ、学ぶ経験はなかなかできないこと」と話していた。村教育委員会生涯学習支援員の松尾輝明さんは「故郷に誇りを持つことにもつながる」と期待していた。