教育・子育て

苦手な科目、信大生に聞こう! 山形で小中学生対象「未来塾」

開塾式で自己紹介をし合う学生と子供たち

 山形村内の小中学生を対象にした学習支援事業「やまがた未来塾」が22日、村農業者トレーニングセンターで開講した。小中学生がさまざまな教科の自学自習を進め、信州大学の学生たちが先生役となって学習をサポートする。学校以外で子供たちが勉強できる場を提供し、苦手克服などにつなげてもらおうと、村教育委員会が本年度新たに始めた。月2回、土曜日に開き、来年2月まで全19回開講する。

 初日に合わせて開塾式が行われ、本庄利昭村長、根橋範男教育長が子供たちを激励した。山形小5年の宮澤樟君(10)は「算数が苦手だから計算がすらすらできるようになりたい」と話した。学生たちは、教職課程を受講する1年生が中心で、さまざまな学部から参加している。農学部1年の清原恵さん(19)は「自分自身も苦手科目、得意科目があった。苦手な科目でも、できるようになると楽しいということを伝えたい」と話していた。
 学習前には、子供たちと学生が自己紹介をして打ち解けた。本年度は小学生(4年生以上)27人、中学生23人が受講し、午前は小学生、午後は中学生を対象に開講する。6月5日からは、学校給食の食材提供などをしている「安全な学校給食を守る会」が地場産品を使った軽食を用意する予定で、食事面でも子供たちをサポートしていく。
 信大と連携した学習支援事業は東筑摩郡内では山形、朝日、生坂の3村で行われている。生坂村でも22日、村内の中学生を対象にした「地域未来塾」が開講した。生坂中の1~3年生9人が受講し、来年2月まで月2~3回開講する。