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朝日の縄文むら 親子が集う公園へ再整備

親子が集う交流拠点に再整備される縄文むら

 朝日村は、朝日美術館や歴史民俗資料館がある古見の「縄文むら」を、親子が集える公園・交流拠点にリニューアルする。屋外に彫刻や竪穴住居などがあり、歴史や文化を感じさせるエリアとなっているが、現在は木製の古いテーブルやベンチなどがあるだけで遊具などはない。子育て世代を中心に、子供を安心して遊ばせられる公園がほしいというニーズが高まっていることから、再整備することにした。

 20日に村役場で開かれた「縄文むら協議会」の会議で、再整備の方針が説明された。
 村教育委員会によると、3年計画で縄文むらを再整備する。本年度は、子育て世代の代表や保育園、小学校の代表、文化財関連団体などの代表らで検討委員会をつくり、どんな公園にするか計画を練る。併せてベンチなどを修繕して、塗装には村民のボランティアにも参加してもらう。夏に「日光写真体験会」、秋に「縄文クイズ&勾玉づくり」といったイベントも開催する。本年度は約80万円の事業費を見込み、県の地域発元気づくり支援金を活用する。
 来年度以降は、検討委員会の決定事項に沿った公園整備を行う。親子や子育て仲間が集うイベントも開催する。
 縄文むらは、縄文時代中期の集落跡である熊久保遺跡の場所に整備された。美術館や資料館なども含めた敷地面積は8190平方㍍で、平成3(1991)年に完成した(当初は美術館はなかった)。「住民の心の潤い、やすらぎ、ふれあい、学習の場」との位置づけで、屋外の公園も整備されたが、親子向けの設備などは設けられなかった。
 この日の協議会で百瀬司郎教育長(朝日美術館長)は「村民との協働で、村民とともに新たな縄文むらをつくり上げていきたい」と意気込みを話していた。