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OMF2年ぶり開催 8月22日開幕 7月10日チケット発売

 世界的指揮者の小澤征爾さんが総監督を務める、国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)の実行委員会は18日、2年ぶりにOMFを今夏開催すると発表した。期間は8月22日~9月6日で、チケットは7月10日に発売する。

 昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、前身となるサイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)が始まった平成4(1992)年以来初めての中止となった。
 今年はコロナ対策を徹底した上で、松本市内のキッセイ文化ホール(水汲)、まつもと市民芸術館(深志3)、市音楽文化ホール(島内)の3会場、長野市内の1会場で開く。チケットは今年から「OMF公式ウェブサイト」で購入できるという。
 18日は主な企画や日程が発表された。主要企画であるサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)のコンサートは、初出演の鈴木雅明さん、小澤さんと親交も深いスイス出身のシャルル・デュトワさんの2人が指揮を務める。一般向けのオペラ公演はない。
 事務局によると、SKOのメンバーの約3割は海外を拠点に活動しており、それぞれの意向を確認しながら来日の調整を進めている。
 今回とほぼ同規模の一昨年は、1万人以上が来場した。コロナ禍が続く中での開催について、実行委員長の臥雲義尚市長は18日の定例記者会見で、感染対策の徹底が必要との考えを示した上で「演奏者はもちろん市民にとっても、生活を豊かにしていく一助になると考えている」と述べた。
 OMFファンの市内の80代男性は「海外から演奏家が来日した場合のコロナ対策が心配。今年は密を避け、チケットも窓口で買うのは控えると思う」と話していた。