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みたらし三大さん週刊少年ジャンプで連載デビュー 松本第一高校出身の漫画家

 松本第一高校の卒業生・みたらし三大(本名・杉山佑太)さん(23)=東京都=が、漫画家として少年漫画雑誌・週刊少年ジャンプ(集英社)で連載デビューした。作品『アメノフル』の第1話が5月3日号に掲載され、表紙と巻頭をカラーで飾った。「新たな風を吹かせる新人」と期待され、母校でも応援の声が上がっている。

 作品は、キャンディーやアイスクリームなどお菓子の特徴を備えた特殊能力を持つ「お菓子使い」たちが繰り広げる「スイーツバトルコメディー」。主人公の女子高生らが、能力を悪用する敵と戦っていく。漫画をみたらしさんが描き、物語はたけぐし一本さんと共に編み出す。
 みたらしさんは松本市出身で鎌田中学校から同校に進み、武蔵野美術大学を卒業した。大手映像プロダクションのCMディレクターとして活躍し、現在は休業して漫画家として活動する。大学在学中にジャンプ増刊号でデビューし、読み切り漫画が多数掲載された。ペンネームは好物の「みたらし団子」に由来する。
 高校の美術工芸コースで学んだみたらしさんは当時、美術作品制作以外にも漫画やSNSなどで表現活動をし「母校には活動を尊重してくれる環境があり、新しい世界と触れ合う特別な時間が流れていた」と振り返る。「個性的な先生たちの話にも刺激を受け、過ごした短くも濃い時間はかけがえのないもの」と話す。
 美術を教えた夏目陽介教諭(56)は「当時からデッサン力や発想力が豊か。豊富な知識があり、おしゃれな生徒だった」と話す。滝川哲朗教頭(54)は「在校生は先輩の活躍を誇りに思っている。皆で応援していきたい」と期待する。母校の玄関や教室には紹介コーナーが設けられている。