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食事作りで地域と交流 筑北の山福農林舎が25日に「ダレデモご飯」

月1回開かれているごはんカフェの様子

 筑北村と麻績村を拠点に活動するNPO法人・わっこ谷の山福農林舎が、食事作りを楽しみ地域の人と味わう企画「ダレデモご飯」を、25日に始める。障害者の就労支援や、引きこもりなどさまざまな悩みを抱える人の自立に向けた活動につなげる狙いで、新たに計画した。筑北村西条にある法人の事務所を開放して月1回程度開き、食を通じて誰もが集える場になることを願う。

 初日の25日は、事務所前の庭で豚汁のほか、おにぎりも作る。法人が運営する就労支援事業所の利用者や、法人スタッフらが食事を作り、正午から事務所前の庭で食事を取る。食事には、誰でも自由に参加できる。
 参加者にカンパを募って運営する計画で、会場内に箱を置いて協力を呼び掛ける。カンパで集めた資金から材料費などを引いた分を、食事作りを担当した利用者らの工賃として渡すことを考えている。法人の小泊実知さんは「食事作りを通じて人の役に立つ経験、さまざまな人と交流する経験が、社会に1歩踏み出す力につながれば」と願う。
 法人の事務所では1年前から、食事作りを楽しむ「ごはんカフェ」を月1回開いている。参加者には「料理教室みたいで楽しい」「作るところからやるとおいしく感じる」などと好評だ。参加者の中には得意な料理ができたり、興味のある料理に挑戦したりする姿がみられ、ダレデモご飯の企画でその経験を生かすという。
 マスク着用や手指消毒の徹底など新型コロナウイルス感染予防対策を実施して行う。野菜やお米の寄付も募っている。問い合わせは山福農林舎(電話0263・66・3035)へ。