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山雅の下部組織から昇格の2選手精進 GK神田渉馬、MF稲福卓

 サッカー松本山雅FCのトップチームで、今季に下部組織から初の内部昇格を果たしたGK神田渉馬(18)=松本市出身、MF稲福卓(19)=上田市出身=の両選手が精進している。クラブの育成サポート会員組織「RAZUSO(ラズーソ)」が16日に開いた報告会にそろって登場し、ユース時代の思い出や抱負などを語った。

 神田選手は、15日の明治安田J2リーグ第14節で初のベンチ入りを果たした。観客の手拍子などに「練習とは比べものにならない緊張感」を覚えたとするが、継続的に試合に絡むことへの欲が芽生えたようだ。心構えや立ち振る舞いは先輩GKに学ぶことばかりだとし、「もらったチャンスをものにできるようにしたい」と話した。
 「下積み期間だと思っている」。キャンプから約4カ月のプロ生活を、稲福選手はこう表現する。層の厚いボランチのポジション争いに割って入れるだけの土台づくりに励む。神田選手のメンバー入りに刺激を受け「地道に努力して早くその舞台に立ちたい」と先を見据えた。
 トップチームの柴田峡監督は、共に「徐々に成長している」とみる。同時に甘さも指摘し、自らに対する厳しさを求める。
 報告会はオンラインで実施した。昨シーズンの下部組織各年代の戦績、実施した事業、ピッチ内外での取り組みを紹介した。ラズーソを運営するNPO法人松本山雅スポーツクラブの青木雅晃理事長は終了後、「いい出会いを通してピッチ外からの育成ができれば、それも山雅らしい」と、組織への協力を呼び掛けた。yamaga2.jpgyamaga1.jpg