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もう一度1年生 大人が子供と学校生活 木祖小で入学式

青木教育長の呼び掛けに、目を輝かせながら元気に「はい」と応じる大人たち

 住民が小中学校に通って子供たちと一緒に学校行事に参加する新企画「もいちど小中学校」の入学式が13日、木祖小学校であった。村内外の60~70代23人が入学者名簿に名を連ね、〝大人の学校ごっこ〟をスタートさせた。

 生きがいづくりと多世代交流を兼ねたコミュニティースクールで、遠足に同行したり運動会に参加したりし、子供たちと一緒に授業を受けたりもする。ホームルームとして利用することになった「地域学習室」が入学式会場だった。
 村教育委員会が企画した。青木信一教育長から1人ずつ名前が読み上げられると、新入生は元気よく「はい」と返事をしていた。代表してあいさつした丸山徹三さん(74)=薮原=は「体力・気力・能力は微妙だが口は達者。厳しく指導をしてほしい。歯を食いしばって頑張る」と決意し、笑わせた。
 来賓の唐澤一寛村長は「目がきらきらしているみなさんは、まさしく1年生。頑張って」とエールを送った。木祖小の小河保宣校長は▽楽しく笑顔で▽健康に〝うんと〟注意する▽左右を確認して交通事故に遭わない―の三つの約束を交わし、木祖中の黒沢幸喜校長は「草取りの授業もある。お茶とお菓子を用意する」と、それぞれユーモアたっぷりに呼び掛けて歓迎していた。