政治・経済

塩尻市職員採用試験 申し込みネットに限定 本年度から

インターネットによる受け付けだけとなる塩尻市職員採用試験の受験申し込み

 塩尻市は、本年度の市職員採用試験(来年4月入庁分)から、受験の申し込み方法をインターネットのみに絞った。デジタル技術の活用で業務改革を図る「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を採用業務にも適用し、従来の紙ベースの書類の郵送・提出の一切をやめた。県内の自治体では、他にまだ例がないとみられる。

 受付期間は今月1日~21日で、大卒・短大卒程度の事務職や技術職を対象とする。受験申し込みは、スマートフォンやタブレット端末から手続きをする。一般的な履歴書の内容を記載し、市が設定した課題に答える形で自分自身のPR動画を撮影して登録する。
 申し込み後に全員が受ける1次試験では、一般教養と作文の試験を行う。適性診断は従来のマークシート方式をやめ、AI(人工知能)で受験者の自己PR動画を事前に解析する方法を試行する。試験時間は昨年より1時間短縮され2時間半となる見込み。
 受験者の負担軽減や事務処理の効率化につなげ、「アンテナの高い優秀な人材」(総務人事課)を求める。総務人事課担当者は「民間などと連携し新しいことにチャレンジできる自治体。多くの人に受験してほしい」と話す。