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"鏡の紙"に囲まれ詩を体感 有明のウチダさん 藤原印刷とコラボし企画展

タブロイド判詩集を持つウチダさん(右)と藤原印刷の宮本さん。壁面のコンパッソに映して楽しむ

 安曇野市穂高有明の詩人・ウチダゴウ(本名・内田剛)さん(38)と、松本市新橋の藤原印刷のコラボレーション企画「ぶんしんするし、しんぶんするし(分身する詩、新聞する詩)展」が8日、ウチダさんのスタジオ「SHITEKI NA SHIGOTO」のギャラリー(穂高有明)で始まった。詩と印刷を組み合わせた体験型の独創的な展示が楽しめる。23日まで。

 広さ約6平方メートルの会場の壁面に鏡のような光沢の製紙「コンパッソ」を貼り付け、来場者は自分の姿などを映して楽しむ。「新聞のような大きな紙で詩を楽しんでほしい」というウチダさんの願いから、ウチダさんの詩「もへじとむられ」が鏡文字でつづられたタブロイド版詩集も用意されている。手作業で貼り付けたコンパッソには凹凸があり、ウチダさんは「『自分像は一つじゃない』という内容の詩を空間にしたらこんな感じ。ゆがんで変になった自分像を楽しんでもらえたら」と願っている。
 藤原印刷は昨年、さまざまなデザイナーとコラボレーションする巡回展「いんさつはたのしい」を始め、今回はその第2弾。営業部の宮本善太郎さん(36)は「紙や印刷の面白さを知ってもらえたら」と話している。
 入場料500円。平日は午後1時~午後5時、土日祝日は午前11時~午後5時(最終日は3時)で、13日と21日は休館。22、23日は飲食店の出店、23日は事前予約制のトークイベントがある。詳細は「SHITEKI NA SHIGOTO」のホームページへ。