政治・経済

予約の混乱回避に全力 塩尻市の80歳以上ワクチン接種

 塩尻市で7日、80歳以上の自宅で暮らす市民約6400人に、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種券の配達が始まった。10日に始まる予約受け付けで市は、対象者全員分の予約枠を用意しており、ウェブでの予約を手助けする会場を設けるなど電話集中による混乱を避ける手だてを講じる。

 予約枠は、80歳以上の全員が1回目の接種を受けられる約7300回分。市は「開始数日で予約できなくなることはない」とし、問い合わせや予約の分散化への協力を求める。
 予約は、22日開始の市保健福祉センターでの「集団接種」、25日開始の各医療機関での「個別接種」ともに、実施場所では受け付けない。電話は市コールセンターに、インターネット経由は専用ウェブサイトと事前登録が必要な交流サイト・市公式LINEに集約する。
 ネットは24時間体制で、コールセンターは土・日曜日も応じる。接種は3週間の間隔を空けて計2回必要で、1回目の予約時に2回目の接種日程も仮予約となる。
 ウェブ予約の支援は、ネット利用が不得手な人が多いとみられる70歳以上を対象にする方針。市民交流センター・えんぱーくに会場を設け、今月は11日、13日、18日、20日、21日の午前9時~正午と午後1時~4時に、市振興公社のテレワーク事業KADOの登録会員が手助けする。
 コールセンターは10回線に倍増させるが、予約開始日はネットも含めつながりにくくなると予想される。新型コロナウイルスワクチン接種推進室の米窪昌紀室長は「初日でなくても確実に予約と接種はできる」と話している。