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松本市ワクチン接種 65~74歳予約先送り 75歳は15日から再び

松本市内に設けられた新型コロナワクチンの接種予約コールセンター。電話回線を増強して予約に対応する

 松本市は7日、新型コロナウイルスワクチン接種の予約受け付けについて、65歳から74歳までの高齢者を対象にした予約を先送りすると発表した。当初は15日から開始するとしていたが、今月1日と2日に75歳以上を対象に先行的に行った予約が混乱したため、対象者を絞り込むことにした。15日から予約が済んでいない75歳以上の約2万9000人を対象に受け付け、65歳以上の予約は6月上旬開始に変更した。

 15日は午前9時から電話での予約を開始し、午後1時からインターネットと、無料通信アプリ「LINE(ライン)」での予約を始める。「電話専用の予約時間を設けてほしいと望む声が多かった」(市健康づくり課)ことに対する措置で時間を区切った。電話回線はこれまでの16回線から30回線に増強して対応する。予約方法を記載した通知を10日に発送する。
 市によると1日と2日に、75歳以上の高齢者向けのワクチン接種の予約を5940人分受け付けた。ただ、2日間とも予約先となるコールセンターの電話がつながりにくくなったり、予約専用のインターネットサイトの動作が不安定になったりするトラブルがあった。先行予約は電話で580人、インターネットで3715人、LINEで1645人をそれぞれ受け付けた。
 市は75歳以上の高齢者すべてが接種できるワクチンを確保しているという。予約はインターネットがしやすく、臥雲義尚市長は「希望者全員が接種できるので余裕を持って予約してほしい」と呼びかけている。