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四賀の本木さん もち米・明神餅の栽培今年も

6、7㌢にまで伸びた苗を管理する本木さん

 松本市四賀地区・反町の農業・本木泉一郎さん(79)は今年も、地区で古くから栽培されているもち米の古代種「明神餅」の栽培を始めた。地区内の希望者から依頼された分と合わせて育苗箱約150枚に種をまき、苗を大切に育てている。

 「明神餅」を使うと、一般的な品種を使う場合よりも粘りが強く、粒ぞろいの滑らかな餅ができるとされる。本木さんが代表の農産物直売所「しののめの道バザール」で販売したり、市の「ふるさと納税」の返礼品となっていたりして、年々関心が高まっている。
 一方で、主食のうるち米と一緒に栽培するにはひと手間かかるため、栽培農家は年々減っている。本木さんに苗を依頼した人が他地区や安曇野市でも栽培に取り組んでいるが、地区内では本木さんや本木さんの仲間を中心に、数軒でしか栽培されていない。本木さんは「元気でいる限り頑張って伝統の味を守っていきたい」と話していた。田植えは5月半ばに行う。

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